モンテッソーリ教育では微細運動(手や指の運動)を促す色々な教具やお仕事があります。
赤ちゃんのうちから手や指をたくさん使うことは大事です。
まだそんなことをよく知らなかった一人目の育児では特に意識しておらず、3〜4歳になった頃の息子は、手先を使うことはあまり好んでせず、粗大運動(体全体の運動)が大好きになっていました。
指先が上手く使えないと、絵を描いたり字を書いたりすることを進んでしなくなるなど、後々影響を及ぼします。そんなお話はまたいつか書きますが・・
手先の運動を発達させるために赤ちゃんからできることは色々あり、そのためのおもちゃ(教具)などもあったり、手作りできるおもちゃなどもあるのですが・・・
もっと簡単にできることがあります。
身近なものを触らせてあげる♪
離乳食のさつまいもを食べさせていた時のこと・・
すりつぶしたものでもまとまりがあるので、ふと小さなピースをベビーチェアのテーブルに置いてみました(笑)
じっと見てる。
つまもうと集中。。
あっ!口に入れた!
つまんだのかうまいこと指にくっついたのか分かりませんが(笑)
食べ物と分かっていて口に入れた様子。
次は・・・
トマト!
サラダを作ってくれていたDaddyがあげていた・・・(笑)
ヘタの部分をそーっと指で触ってみたり、包むように優しく持ってみたり・・
(トマトはまだ食べさせてないので触らせてみただけですが)
冷蔵庫から出てきたので、冷たいたのも不思議な感覚だった様子。
実際に見たものに触れる動作は「目と手の協応」と言います。
色や形、サイズや距離感などの視覚的な情報とそれに触れてみた触覚の情報が脳で繋がるのです。
なので、絵や写真、動画よりも本物で経験することが大事〜!
これを赤ちゃんのうちからたくさんしておくと良いです。
食べ物の場合なら視覚、触覚、味覚、嗅覚の発達に繋がり、触れる、握る、つまむなどの微細運動にもなります。
離乳食が始まっている赤ちゃんには、食べる(味覚)だけではなく、お粥を作る前のお米や茹でる前のお野菜などを見せて、触れさせてあげたり匂わせてあげると、視覚、触覚、嗅覚を刺激する経験にもなります♪
普段からおうちにあるもので簡単にできますよね^^
意気込んでおもちゃや教具を作ることもありますが、基本的にめんどくさがりで細かい作業は苦手・・・^^;
作るのに時間がかかって敏感期逃したら意味ないし、身近なもので簡単に〜♪
例えば、ママやパパがみかんを食べる時に触らせてあげたり、皮を剥いたら香りを嗅がせてあげたり。まだ食べさせていなくてもちょっとだけ舐めさせてあげたり。
視覚の刺激にスーパーの野菜売り場で色んな野菜や果物を見せてあげたり、魚売り場もおもしろいです♪
身近なものでも赤ちゃんの五感や運動の発達を促すアイテムになるので、ぜひ試してみて下さい^^