2月末に学校が全国一斉休業になってから、登校日や入学式、始業式があるところがあったり、全部中止になったり既に再開したりと各自治体によって色々異なる対応が取られていました。
大阪は明日6月1日より再開が決定しました。
初めの2週間は分散登校、15日から全員同じ時間に登校し、普通のスケジュールに戻るようです。
分散登校。
一クラスが半分に分かれて登校します。
前半組は9時頃に登校して2時間授業をし、給食を食べて12時までに下校。
後半組は12時過ぎに登校して給食を食べ、2時間授業して3時15分頃に下校。
前半組と後半組は一週目と二週目で入れ替わります。
日本の公立学校ではありえないぐらい少人数(我が子たちの学校は各グループ15人程度)でゆったり♪
ある意味理想的な環境です^^
30人で6時間よりも15人で2時間の方が効率良かったり!?
話題に上がっていた「9月入学」は見合わせになりそう。
今年の9月かと思っていたら来年の9月だったんですね。
3月末までに無理やり詰め込んで今年度を終わらせるのではなく、子どもたちに負担のないよう今年度を延長して次年度は9月からという案だったようです。
でも実現しなさそうなので、大阪では夏休みや冬休みの短縮が決定。
我が子たちが通う小学校は6年生の修学旅行のみ10月に延期のようですが、5年生の林間は中止、参観、運動会、発表会などの行事や水泳の授業、歯科検診、眼科検診、耳鼻科検診などは開催されるか未定のようです。
「3ヶ月の長期休校」も前代未聞でしたが、これまで例外なくされてきた行事が開催されるか分からないという事態も前代未聞ですよね。
遅れを取り戻すために土曜授業の開催も検討されているよう。
夏休み明けの残暑が厳しい中、約1ヶ月間毎日2時間ぐらいしていた運動会の練習時間を授業に回せば何とかなるんじゃ・・と思ったり^^;
熱中症になる子もいたし、子どもたちはすごく疲れてるし。。
学校に限らず、色んなところで無駄を省いたり時間を短縮したりしてるけど、全然それでいいやん!ってのがけっこうあります^^;
保健所で開催される乳幼児の健診も少人数&必要最小限、できるだけ待ち時間無しで実施されるようで、「え・・今までのあの無駄な待ち時間は何やったん!?」って突っ込みそうになりました(笑)
話は戻って、学校についてですが、林間や修学旅行などその学年での大イベントが無くなるのは残念ですが、運動会や発表会など長期練習が伴うような行事については今こそ見直すチャンスでもあるのでは・・と思います。
日本においては当たり前の大事なイベントですが、それらの行事って子どものためになっているかというと、そうでもなかったりするので。。
我が子だけの話ではなく、英語指導で現役小学生、中学生と接しているので実際の子どもたちの状態や本音を知る機会が多いのですが、同じ練習ばかりして大半の子どもたちは疲れていたり、その行事が終わってしまうとそれで終わり。。
みんなと成し遂げた達成感はあるとは思いますが、抜け殻のようになってしまったり、なんていうか、次に繋がらないというか。。
ここで体験するのは「自分の内から湧き上がる喜び」ではないんですよね。
その分の時間を自ら何かに一生懸命打ち込んだり探求するということに費やせたらいいのにと思ってしまいます。
「本番」や「結果」のためではなく、「過程」そのものが充実していると、子どもたちの心はもっと満たされると思うのです。
今後の状況にもよるとは思いますが、こんな異例のスケジュールはきっと今年だけなんだろうなぁ・・
これをきっかけに子どもにとって本当に大事なことは何か考えたり、子どもがもっと主体となるような学校生活にシフトしていってくれたらいいのになぁ〜・・と密かに願っております。
気がつけばもう紫陽花の季節です♪