モンテッソーリ園の赤ちゃんクラスにあるこの教具。
1歳、2歳になっても、もっと大きい子でも、なんなら小学生でも大好きな、この「トレイ付玉入れ」をついにゲットしました!!
ピアジェが提唱した、物の永続性の認識に働きかける教具。
物の永続性とは英語ではobject permanenceと言い、視界から消えた物が存在し続けていると認識する能力のことです。
物の永続性を獲得すると、視界から消えたものは無くなってしまったのではなく、また現れると分かっていて、それを待ったり楽しんだりするようになります。
「いないいないばぁ」がそれです!
物の永続性を獲得した赤ちゃんは「いないいないばぁ」が楽しくて仕方ありません。一瞬いなくなってもまた現れると分かっていて、「もうすぐ出てくるかな〜♪」と楽しいのです^^
獲得する前の赤ちゃんに「いないいないばぁ」をしたら、見えなくなったらすっかり忘れてしまったかのようで、「ばぁ!」ってしたらいちいちびっくりするのが可愛いです(笑)
最近、上の子たちがリィちゃん(三人目)のベビーチェアの下に隠れると、ずっと下を覗いて探し、出てくるのを待ってるので、「物の永続性を獲得しつつある!?」と思い始めてました。
さらにベビーチェアからおもちゃや色んな物を落とし、それを故意的にし始めたので、「落とす」ことができるものを用意してあげないと・・・と念願の教具をゲットしたのです♡
(モンテッソーリ教具コレクションは半分私の趣味のようなものなので、めちゃ嬉しぃ〜!笑 )
このボールを握るのがとても楽しいようで、握っては口に持っていく・・を繰り返してますが、「こうやってボールを穴に入れるんだよ〜」とゆっくりやって見せると、数回ボールが穴に入りました!!(たまたまですが^^;)
まだ「ボールを穴に入れたら下のトレイに出てくる」ということはいまいち分かってなさそうですが、この教具を使い始めるタイミングは、腰がすわり、座って活動ができるようになる頃。
リィちゃん、相変わらずズリバイもハイハイもしませんが、しっかり安定して座れるので、座ってできることをたくさんさせてあげています。そのせいか、上の子たちが7ヶ月の頃より手先はよく動いているように思います。
「物の永続性」の獲得に働きかけ、「無くなったのに出てくるー!!」っていうワクワクと、「掴む」、「穴に入れる」、「落とす」ことが楽しめる、一石四鳥?の素晴らしい教具。
ボールがプラスチックのものもありますが、木製ボールのものを探していました。木製のボールは重みがあるので握る力もつくし、落ちる時にけっこう大きな音がするので「落ちた感」があり、見た目も可愛い♪
教具を買う時はほぼネットショッピングになるのでよぉ〜く調べます。今まで色々な感覚教具を購入し、返品したものもありましたが、こちらのトレイ付玉入れは大満足です♡
モンテッソーリ トレイ付玉入れ Montessori Object Permanence Box with Tray 知育玩具
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > おもちゃ > 知育玩具 > かず・計算
- ショップ: バイオリンJP
- 価格: 4,320円
赤ちゃんが物を落とし始めたら、「ダメー!」って言わずに、落としても大丈夫な物をぜひ用意してあげて下さい^^
もちろん、落とされて壊れたら困る物は環境から排除します。
高価な物でなく、100均で買える物でも良いので、ボールやクッション性があるものなど、落として楽しめるもの(※口に入れても安全な物)を簡易に用意するだけでOK!
物を落とし始めた赤ちゃんは「掴んだ物を離す」という手先の運動を楽しんでいるので、ぜひもっともっとさせてあげて下さい♪