モンテッソーリ×バイリンガル4人子育てDiary☆

0-3歳モンテッソーリ教育、赤ちゃんからのモンテッソーリベースな子育て、バイリンガル4人子育てのあれこれを綴ってます♪

教具やおもちゃより楽しいもの!?

先日、なんだかおでんが食べたくなり、おでんの材料を買ってきました。

スーパーで買ってきたものを色々冷蔵庫に入れてると、袋をあさってる娘さん。。

その中でもちくわが気に入った様子(笑)

袋が破れることはないだろうし、様子を見ていると、ちくわを持ってあちこち移動。

止まってはムニムニ、ニギニギ(笑)

 

ち、ちくわっすか!

これがこんなに魅力的なの!?(笑)

20分くらいは遊んでました。

食べたことないし、食べ物とは分かってない様子。

だから開けてくれとも言わないし、袋が破れたりちくわが破損することもなく、彼女はハッピー、私もハッピー!(一人で遊んでくれていたので、その間にお昼ご飯の用意完了!)

 

「ダメー!」っとやめさせる前にまず観察することが大事だと改めて納得させられる一コマでした。

だって、ちくわなんか考えもしなかったもの(笑)

子どもが興味を示すもの、無心に取る行動がその時期に必要な発達を伸ばすことに繋がります。

だからってちくわをおもちゃとしては与えませんが、なるほど〜こんな弾力性のある感触のものが彼女のハートを射止めるのか・・♡とこれから与えるおもちゃや教具のヒントになりました。

 

f:id:pinktower:20190618220208j:image

 

大人が試行錯誤したり、無理に与えなくても子どもは知っています。

子どもが教えてくれることは多いです。

自由に行動させてあげると、要求に沿って自らどんどん色んな運動を繰り広げていきます。

それこそが子どもが本当にしたいことであり、体が欲していること。

それなのに、「危ない!」「それは触ったらダメー!!」と子どもの手が出る前にやめさせてしまってるケースはたくさんあります。私も家族もついつい「それはダメ〜」と言ってしまうこともありますが、なるべく彼女の行動を止めてしまわないよう、環境を整えることを心がけています。

もちろん、危険なことは避けるべきだし、めちゃくちゃにされて困る大切なものは触らせるべきではありません。

なので、安全な環境を用意して、触ってほしくないものはできるだけ赤ちゃんが届く場所から排除します

ベビーゲートやセーフティロックなどは行動を制限するので最小限に。

我が家は危険なものが入っている洗面台の下の収納のみロックを付けていますが、開けてしまっても特に危なくない引き出しなどには付けていません。「開けてみたい・・」という好奇心で次第に開けられるようになります。最近パンが入ってる引き出しを開けられるようになり、開けた瞬間大興奮してました。

指は挟むかも知れませんが、挟んだら学習します・・(笑)

(挟んでもそんなに痛くないような引き出しです。)

お姉ちゃんの下着や靴下が入ってる引き出しも大好きで、ぜ〜んぶ引っ張り出しています。長女はそんなことをされてもあまり怒らずやらせてくれるので、次女は大満足♪

テレビ台の下のスペースにはDVDを10枚ほど置いています。それを引っ張り出すのが彼女の楽しみなので、そうやって引っ張り出したりできるものをあえて置いています。おもちゃで遊ぶよりそんな行動の方が夢中でしますよね^^;

開けてもOKな引き出しや戸棚などをあえて用意しておくと、あちこち探求しながら集中したり没頭してくれ、教具やおもちゃより長い間遊んでいることが多いです。

散らかしてしまうのは覚悟しないとだめですが、ある程度散らかしてしばらく遊んだらスッキリ満足してその場を離れたり違うものに興味が移ったりするので、その隙にササッと片付ければ大丈夫!

一見いたずらのように見える行動ですが、「悪いこと」をしているわけではありません。赤ちゃんには「いたずらしよう〜」という意識はありません。彼らにとっては一つ一つが運動の発展です。

引き出し、ドアや引き戸の開閉、ものを引っ張り出したりすることもぜ〜んぶ立派な運動!日常生活の中で活用できそうなものは安全対策をした上で活用すると、様々な運動がどんどん身についていきます。

ただ、ものを人に向かって投げるとかすごい力で叩きつけるとか、事故に繋がりそうな行動、他人や物を傷つけるような行動に出た場合は即座にやめさせる必要があります

自由と放任は違うので、なんでもかんでも自由にさせれば良いというわけではないのです。(この境目が難しいのですが・・)

赤ちゃんには「善悪」の判断はできません。あまりよろしくない行動は大人のガイドでやめさせることで、「良いこと、してはいけないこと」の判断が身についていきます。

モンテッソーリでいう「自由」は完全な自由ではなく規律を伴う自由です

規律を守ることは大事だと思うし、そこがこの教育法の好きなところです。

 

話は戻りますが、赤ちゃんは自由に色んなものに関われると、自ら発達を遂げていき、どんどん満たされていきます。そんな様子をこっそり観察していると、夢中になってること、必要としていることをたくさん発見できます♪

特に教具やおもちゃを用意する必要もなくなったり。。

やっぱり見守ることは大切なのです♡

www.montessoripage.com