4人目Kちゃんがまだ一ヶ月健診を終えていないのでリィちゃんと3人で家に籠る毎日。。
充実したおうち遊びなんかにはまだ手が回らずリィちゃんには申し訳ない日々ですが、棚に置いてある「円柱さし」に興味を示したのでやらせてみることに。
Wow! しっかり3本指でつまめてる!!
そしてちゃんとはめてるー!!
これまでにも試したことはありましたが、円柱をどこかへ持って行ったり口に入れたりするのでまだ早いな〜と思っていました。
教具がおもちゃのようになってしまってはだめなので、そんな場合はさっさと撤退!
そんな感じでまだ真剣に取り組んでいませんでしたが、久しぶりにやってみたら以前よりできていてびっくりしました。
まず最初にする円柱さしはリィちゃんがしてるものではなく、高さが同じで太さが10段階になっているこちら ↓ です。
・・というわけで、今日は円柱さしについて書いてみまーす٩( 'ω' )
円柱さし (英 : Knobbed Cylinders)
【感覚教具】
教具の紹介
木製のブロックにつまみのついた10本の円柱が入っているもので、A、B、C、C’の4つの円柱さしがある。それぞれの円柱の寸法は規則的に段階付けられていて、1つのブロックの特定の穴にはそれに対応する円柱しか入らないようになっている。
A:太さは同じで高さが10段階に変化する1次元。
B:高さは同じで太さが10段階に変化する2次元。
C:高さも太さも10段階に変化する3次元。
C':太さはCと同様に変化し、高さがCとは逆に10段階に変化する3次元。
(写真一番下からA、B、C、C’)
直接目的
視覚を通して次元の違いを知る。
間接目的
・書くことへの準備(つまみの持ち方が鉛筆の持ち方に繋がる)。
・算数教育への準備(数値以前の量の経験。10本の円柱で構成されていることによる十進法への繋がり)。
円柱を間違ってはめると穴に入らないものが残るので、子どもが誤りに自ら気づくようになります。
その他のモンテッソーリ教具でもこのような意図で作られているものがあり、大人が誤りを指摘してはいけません。
提示した後は大人は観察に徹することが大事。
モンテッソーリ教具にはそれぞれ意味があり、正しい使い方があります。
その深い部分を知れば知るほどこの教育法の素晴らしさに魅せられてしまうのです♡