1歳になってからどんどん面白くなってきた我が家のリィちゃん。
起きてる時は全身と手を使ってずーっと何かしています。1歳児って忙しい!笑
周りの物にどんどん興味が出てくるので、大人が使っているものを欲しがったり、開けられるものは開けようとしたり、「開けてくれー!!」と訴えてきます。
でもソースとか、ローションとか、お尻かぶれのクリームとか、開けるわけにいかないものってたくさんありますよね。
そんな時は代用品です♪
「容器の開閉」
用意するもの
・開閉できる容器やポーチなど(発達に応じて)
・それらを入れるカゴ
容器選びのポイントは簡単過ぎず、難し過ぎないことです。
一瞬でできてしまうとすぐに飽きてしまい、難し過ぎると途中でやめてしまいます。
簡単にできるものとちょっとチャレンジングで繰り返しやりたくなるようなものをミックスしておくとgood!そうすると達成感&満足感が得られます^^
便利な近年、蛇口などをひねる機会がほとんどなくなり、昔だったら日常生活で自然に身についたような「手首を回す感覚」が分からなかったり、「回すための力」が育たないケースが増えています。
なのでそれらが体験できそうな容器などもおすすめです^^
家にあるペットボトルやタッパーなどでも良いし、100円ショップでも色々手に入ります。
タッパーも色んな種類がありますが、こちら ↓ はパチッと開ける感覚が楽しく、低月齢からでもできます。
「容器の開閉」は「日常生活の練習」という分野のお仕事です。
目的は、その名の通り容器の開閉の仕方を知ることや微細運動(手先の運動)を発達させることです。
子どもがやり方の分からないものは「提示」をします。
子どもに言葉でたくさん説明してもまだよく分からないので、言葉は最小限で大人がゆっくりやって見せます。
子どもがこれまでにやったことがないことでも、その動きをじっくり見ると同じようにできるようになります。
ネジを回したり蓋を開けたり、手首を回す動作って大人はクルクルッと一瞬でしますが、子どもには「クル」「クル」と一つ一つの動作をゆっくり見せるようにします。
そうして一つ一つの動きを見ることで、様々な「運動」を見て、真似て、身につけていくことができます。
一歳半頃から「模倣期」が始まり、身近な人をどんどん真似るようになるので、その能力を上手く活用するのです♪
それが「日常生活の練習」です。
実際の日常生活で開けられたら困るものを子どもが開けようとしてその都度やめさせてしまっていたら、開閉の仕方を知ることもできず、そこで身につくであろう微細運動も行き場を失い、子どもは不満のままで終わってしまいます。
なので「お仕事」として用意してあげると子どもは楽しいし、ママもイライラせず親子共にハッピ〜〜♪
写真の容器類は以前働いていた園や教室で使っていたもので、リィちゃんにはまだ見せていないのですが、最近色々開けたがったり、物によっては開閉できるものもあるのでそろそやってみようと思います♪
おもちゃとして与えるのではなく、彼女用の机と椅子を用意してお仕事としてやらせてあげたいので、まずは部屋の片付けからですな。。^^;
敏感期を逃さないようにしないと・・(笑)