私がモンテッソーリ教育が好きな理由は平和な教育だから。
子どもたちに平和をもたらし、平和へと導く教育だから。
子どもの間ではもちろん、大人と子どもの間でも大人同士の間でも平和が生まれる教育だから。
モンテッソーリ教育って天才を育てる早期教育や英才教育ではありません。
子どもに色んなことをさせるイメージがあるかも知れませんが、本来は「させる」教育ではありません。
モンテッソーリ理念に沿い、環境(先生や親などの大人、教具、道具、家具、部屋など)が整っていると、子どもは自発的に色々な活動に取り組み、健やかに成長を遂げていきます。
モンテッソーリ教育を受け、すごい大人になった方々がおられますが、それは幼少期の充実した経験が土台となり、そこから積み上げたものの結果だと思います。
偉大な人になるためにモンテッソーリ教育を受けたのではないのです。
私自身はモンテッソーリ教育とは真逆のような保育園に4年間通い、親がモンテッソーリのような考え方で接してくれていたわけでもなく、モンテッソーリという教育法を知ったのは大人になってからでした。
保育者になってからもそこまで興味を持たなかったのですが、自分自身に子どもができ、我が子を通してその素晴らしさを実感することができたので、この教育法に魅了されました。
モンテッソーリのアプローチは、親にもとても優しいです。
子どものことが理解でき、どう接したらいいのかが分かり、親子の関係に平和が生まれます。
子育てをしていると自分の子どもの頃のことや、両親、特に母親とのできごとを思い出すことがよくあります。
あまり穏やかとは言えない環境で育ち、大人になった今でも親との関係に平和を求めていることに気づくことがあります。
子どもたちの行動や意思を尊重し、peacefulな日々を送りたい・・・
モンテッソーリ教育を知って、とても心地よく感じたのは、そんな気持ちが根底にあったからなのかも知れません。
母親としてまだまだ至らないところはいっぱいありますが、モンテッソーリの考え方に助けられる場面がたくさんあり、それを他のお母さんたちにもシェアできたら・・という想いでブログを綴っています。
保育者としては、モンテッソーリ教育はストレスフリーな教育法であることを発信したい。
子どもが主体となり、子どものペースで進むのだから、大人が作った計画通りに進めないと!というプレッシャーに追われることはありません。
(敏感期を逃さないように・・という責任感はありますが。。)
先生は子どものサポートに徹します。
お手本やルールを示すことはあっても、叱ったりタイムアウトをしたり、大人という権力を使って子どもをコントロールすることはありません。
それってとてもストレスフリーです。(私にとっては!)
そんな環境ではない園で働いていた時、自分の意思とは反したワークブックをさせないといけなかったり、大人という立場で上から支持を出さないといけなかったり、子どもがやりたくもない発表会の練習を何度も何度もさせないといけないことが苦痛でした。。
やっぱり、先生として復帰する時はモンテッソーリ園で働きたい・・!!
強くそう思います。
明日、モンテッソーリのお話会をさせていただくので、資料をまとめながら浮かんできたことを綴ってみました・・♡
モンテッソーリ教育について、詳しくはこちらものぞいてみて下さい♪