最近、日本でもポピュラーになってきたボルダリング。
私が初めて体験したのは12年くらい前のこと。
その後夫と出会い、たまたま彼もクライミングを始めたばかりとのことで、彼とのお付き合いはクライミングと共にスタートしたと言っても過言ではありません(笑)
しかも外岩。。!!(これは私にとっては全く予期せぬ展開^^;)
週末外岩へ行くための練習に平日の夜一緒にクライミングジムに通ってました。
デートはほぼ岩場・・(笑)
お互いの命はロープで繋がる相手にかかってるという・・・
まだお互いのことよく知らんのに命がけのお付き合いがスタートしたのだから、そりゃ絆も深まるわ・・(笑)
結婚後も妊娠するまではクライミングを続けていましたが、長男を妊娠してからはなかなか行けず、彼が2歳半近くになった頃ファミリーで再びジムへ〜。
それが息子のボルダリング初体験でした。
再開したものの、まだ赤ちゃんの二人目もいたのでファミリーで外岩へは一度行ったきりで、ジムでさえ年に数回行く程度でした。
ジムによっては子どものルールが色々あったり決まったウォールしか登らせてもらえないので、ちょっとかじる程度でしかやらせてませんでしたが、「運動の敏感期」真っ只中である頃の体験からなんとなく感覚をつかめるようになっていたのかも知れません。
息子8歳、娘6歳の今年、本格的に?ジム通いが始まりました。
本人が「行きたい!」と言い出したわけでも親の私たちが「真剣にボルダリングさせよう!」と試みたわけでもなく、リーズナブル&親子で通いやすい施設が近くにあることを知り、家族で行ってみよう〜!となったのがきっかけ。
そこはクライミングジムではなく、プールの施設内に少しクライミングウォールがある程度なので、スタッフが子どもをずっと監視していたりすることもなく(クライミングジムにありがち)、赤ちゃん連れでも自由に過ごせます。
私も張り切ってメンバーになったのに、1回行った後に妊娠が発覚し、またまたおあずけに・・^^;
私とリィちゃんは一緒に行ったり行かなかったりですが、ダディと子どもたちはほぼ毎週行くようになりました。
初めははしごを登るようにただ上に登っていこうとしていた子どもたちですが、足を高く上げたりつま先を上手く使ったり、体をねじったりと色んなテクニックが身についてきて、登る楽しみが分かってきたよう♪
そして一旦身についたテクニックはどんどん洗練されていき、息子はけっこう難しいルートもヒョイヒョイ登れるようになってきています。
初めの頃にあった恐怖感は無くなってきている様子。
プール施設内のウォールはほぼ登り尽くしたので、先日2歳の頃に行ったジムに行ってみることに。
6年ぶりぐらいなのでリニューアルされていました。
この日は他に子どもはいませんでしたが、大人のクライマーさんたちがたくさんいて、ルートもいっぱいでとても楽しかったようです。
正にクライミングの敏感期!!
私よりはまだまだ背が低いのに難しいルートもどんどん登っていく息子を見ていて、やはりクライミングに身長は関係ないと納得。
テクニック次第でどんどん上達します。
6歳頃までの「運動の敏感期」は、0歳〜3歳では握る、引っ張る、歩く、運ぶ・・などの運動機能の発達そのものへの興味として現れ、3歳〜6歳ではそれまでに身についた運動機能をさらに洗練、調整するような運動への興味へと変わっていきます。
(なので、基礎である3歳までの「運動」への興味や発達は大事なのです)
8歳の息子のクライミングはさらにそこからの洗練や発展といった感じ。
私だったらどうしても怖いと思ってしまったり、できるようになるまでにかなり時間がかかりそうなムーブも難なくできるようになっていってます。
敏感期って6歳以降でもティーネイジャーにでも大人にでもあると思います。
大人でも興味があることってやればやるほど楽しいし、我を忘れて没頭したりしますよね。
嫌なことや興味のないことにどれだけ時間をかけてもなかなか上達しませんが、楽しいことだとどんどん上達するし、心身ともに満たされます。
息子を見ていると、クライミングが上達するごとに他のことへのやる気や自信も高まってきているようで、4歳から続けている空手も最近気合いが入っております。
今まで出たことのない強者たちが参加する組み手の試合に出たいと言い出したので、初めて申し込みをすることに。
「負けても強い子たちと試合できることは学びになるし良い経験になるからいい!」のだそう。
これまで形の方が好きで、組み手はそんなに好きではなかったのにこんな言葉が出てくるとはびっくり!
子どもの習い事だったり、何かを学ばせたりすることってある程度は大人のガイドが必要です。
強制したり一方的に勧めたりはせず子どもたちの意思を尊重したいと思っていますが、何かに興味を持つきっかけを与えてあげることができるのは大人です。
親のエゴになってしまわぬよう、一人の人として色んなことを経験できるきっかけを作ってあげたいな〜と思います。
そして、やっぱりいくつになっても興味のあることをたっぷりさせてあげることは大事だと実感。
心が満たされれば相乗効果で他のことも上手くいくようになります。
幼児期のみならず、子どもたちの敏感期や集中現象を大切にしたいです。
集中現象についてはこちら♪