モンテッソーリは赤ちゃんを迎える環境に「4つのコーナー」を設定すると良いと言っています。
これから赤ちゃんを迎える準備をされる方、ぜひこの「4つのコーナー」を参考にしてみて下さい♪
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4つのコーナーとは
・オムツを替えたりやお着替えをするためのスペース
・寝るスペース
・遊んだり運動するスペース
・授乳(食事)スペース
一つの部屋やリビングの片隅などの小さなスペースでも良いので、上記の4つのスペースを用意します。
赤ちゃんがいつも決まった場所に連れて来られ、いつも同じ場所で同じことをすることで、「これから何をするか・・」ということが分かるようになり、早く環境に適応することができるようになります。
いつも同じであることは赤ちゃんにとって心地良く、安心感を与えてあげることができます。
第三子で試みた結果・・
赤ちゃんが第一子だったり、赤ちゃん専用の部屋を用意できたり、余っている部屋がある場合ならできるかと思いますが、部屋数が少なかったり上の子も同じ空間で生活している場合、そう簡単ではないことに気がつきました。
たとえ赤ちゃん専用の部屋を用意できても、ママが赤ちゃんのお世話だけに専念してゆっくりしていられるなら可能かも知れませんが、二人目、三人目となると早くからリビングで過ごすことになるママも多いはず。
また、産褥期はできるだけゆっくり過ごしたいものですが、頻回におしっこやウンチをする新生児の間、オムツを替えるためにオムツ替えスペースにいちいち移動していたら効率的ではないし、余計な運動が増えてしんどい〜・・!^^;
お家の構造によっても「4つのコーナー」を常設するのは難しい場合があると思います。リビングと繋がっている和室なんかがあって、そこに「4つのコーナー」を設定できたら、家事をしながらでも赤ちゃんの様子が確認しやすくて良さそうです。
もし赤ちゃんが生まれる前や生まれてすぐに家を探すのであれば、そういったことも視野に入れておくと良いと思います。
子ども部屋が必要になるのはまだまだ先なので、リビングと繋がるお部屋があると使いやすいと思います^^
臨機応変に〜!
第三子であり、スペースも十分にない我が家の状況では「4つのコーナー」の常設は難しいですが、環境を整える、リズムを整えるということはとても大事です。
何もかもぜ〜んぶ同じ場所でしたり、逆にいつも違ってランダム過ぎると赤ちゃんは混乱してしまい、睡眠のリズムが整いにくい・・なんてことにも繋がります。
「どこで何をするのか」ということを明確にし、生活にメリハリをつけることで、赤ちゃんがお腹の外の世界に馴染んでいくことをサポートしてあげることができます。
なので、なるべく4つの環境を意識しながら臨機応変に過ごすことにしました^^
・お昼寝をする場所はいつも同じ、夜寝る場所はいつも同じ
(猛暑が終わり、冷房が必要なくなってからはできるだけお昼寝も寝室で)
・プレイタイムの場所はいつも同じ
・授乳は昼間はソファ、夜はベッドとだいたいいつも決まった場所で
また、何かをする際に「今から〇〇するね〜」と必ず声かけをしています。
例えば、授乳する時は「おっぱい飲もっか?」とか、オムツ替えの時はオムツを見せて「オムツ替えるね〜」などと伝えます。そうすることで、たとえオムツ替えスペースを用意できなくても、これから何をするかということが分かってくるようになります。
行動に言葉を添えてあげると、言葉の理解が進み、より環境への適応がスムーズにいきます。また、話しことばの敏感期でもある時期なので、言語の発達にも繋がります。
まだまだ小さな赤ちゃんでもた〜くさん話しかけてあげることは大切です。
そして、環境に加え時間的なリズムを作ることも大事です。
一人目と2歳差で生まれた二人目は、お兄ちゃんの都合で振り回すことが多くかわいそうでしたが・・・^^;
今回は赤ちゃんが心地良くお腹の外の生活に適応していくことができるように、朝の起床時間から夜の就寝時間までのだいたいのリズム(ルーティーン)を意識して過ごしています。
こんな風になんとなく4つの環境を意識しながら過ごしています。
養成講座で学んだり本で読んで、「ふんふん。なるほど〜・・」って思っていても、実際にやってみないと分からないもんです。。^^;
赤ちゃんのためと言っても、難しいことや面倒くさいことに時間をかけず、楽に、機能的にすることも大事!
理想に近づけたらいいし、頑張りすぎなくていい!
大切なことは、完璧にすることじゃなく、赤ちゃんとママがハッピーでいられることです♡
知識だけではなく、実際体験してみて発見したこともたっぷりシェアしていきたいと思います〜!