モンテッソーリ×バイリンガル4人子育てDiary☆

0-3歳モンテッソーリ教育、赤ちゃんからのモンテッソーリベースな子育て、バイリンガル4人子育てのあれこれを綴ってます♪

ハイハイをしなかった三人目

娘のハイハイについて以前から書いていますが、その後の経過について。

ズリバイを全くせず、うつ伏せは嫌いで「おすわり」期間がとっても長かった次女。

ハイハイもせず、座ったままの移動が始まったので「シャフリングベビー 」かも!?と様子を見ていました。

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その後の経過についても書きましたが・・・

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今日は更にその後について書いておこうと思います。

 

 

ハイハイを全くせずに歩き出す

変わったお尻歩きをずっとしていた次女。急に普通のハイハイをするようになるかも・・!?ってかすかな期待もしていたのですが、結局四つ這いには一回もなりませんでした^^;

先月一歳になった次女は全くハイハイせず、一歳のお誕生日の3日後に10歩ほど歩き、そこからスタスタと歩き出しました。

シャフリングベビーは歩き始める月齢が一般的に歩き始める平均月齢よりは遅いと聞いていたのでゆっくり構えていたのですが、それも個人差があるようです。

きっと彼女の歩行を助けたのはお兄ちゃん、お姉ちゃんによる人間歩行器です(笑)

1、2歩歩き始めた頃、上の二人が交代でリィちゃんの両手を持って家の中をゆっくり「いち、に、いち、に」ってぐるぐる歩いてくれていたのですが、それがすごく嬉しかったようでとっても喜んでいたリイちゃん♪

そうかと思うと、2〜3日経った頃自分で少し歩けるようになり、お兄ちゃんたちの手を振り払うように。

そして伝い歩きから少し手を放して歩いては尻もち・・を繰り返し、歩くようになりました。

お尻歩きをしていた頃、いつも右膝を立てて踏ん張り、左は床を引きずるような状態だったので、脚の力のバランスなどを気にしていましたが、歩き出してからは左右差は見られず特に問題無さそうです。

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ハイハイを促すために・・

産まれてからの粗大運動は一人歩きができるまでが一区切りです。

その後は階段を上ったり、走ったり、片足立ちしたり、ジャンプしたり、ケンケンしたり・・と一つ一つの動きを洗練させていきます。

粗大運動の中の一つである「ハイハイ」をすることは大事だと思います。

「終わり良ければすべて良し」でなないけれど、「歩き出したらそれで良し!」でそこまでの過程は何でも良いというわけではありません。

ズリバイやハイハイで培われる筋肉の発達は大事だし、脳の発達にも繋がると言われています。

ハイハイをさせるためにトレーニング的なことをされるご家庭もあると思いますが、環境が極端に劣悪とかではない限り、だいたいは特に何もしなくても赤ちゃんが勝手に動き始めます

もちろん、ベビーベッドやベビーサークル等に長時間入れて運動を制限してしまっていたりすると、自ら動くチャンスを逃してしまいますので、まずは赤ちゃんが自由に動ける環境を用意してあげます。

何もない広〜い空間を作ってあげられると良いのですが、どうしても難しい場合、そのために引っ越すわけにもいかないし、つかまり立ちを促しそうな家具類を取っ払うとしても限界があります。。

お家で環境を整えるのが難しければ、子育て支援センター等広い場所に連れて行くこともできます。

一人目や年が離れた下の子は足の動かし方や膝の曲げ方が分からない・・という場合もあるので、他の子がハイハイをしているのを見る機会を作ってあげたり、ママやパパがハイハイをして見せてあげるのも一つの手です。

子どもは「見て真似る」ことから様々なことを習得していきますので、実際にハイハイを見るのは効果的です!

我が家の長男のハイハイのお手本はダックでしたから・・(笑)

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そんな風に、ちょっとしたきっかけにより急にハイハイができるようになることは多いです♪

 

成長過程は個性の表れ!?

リィちゃんにも色々ときっかけは与えたつもりなのですが・・・

以前も書いたようにしないもんはしない!(笑)

リィちゃんは上の子たちとほぼ同じ環境で育ち、ズリバイやハイハイを妨げそうな育児グッズは使用していなかったし、劣悪な環境ではなかったと思います。

三人目ということもあり、彼女のために十分なスペースを用意するのは難しかったのですが、それは次女の時とあまり変わりません。。

冬生まれの上の子たちとは真逆の夏生まれだったので、動き出す頃の衣服が厚くて動きにくかったかな・・?というのはあります。

あと、何かが欲しいと訴えたら上の子たちが飛んできてくれる・・・。

思い当たるのはそれぐらい。

でもそれが一ミリもズリバイやハイハイをしない原因になるとも考えにくい・・^^;

結論として辿り着いたのは彼女の「性格」です。

だいたいいつもニコニコハッピーで、三人の中では一番愛想良くフレンドリーなのですが、欲しいものがあると手に入れるまで訴えます。大音量で泣き、寝転がってすごい力で手足をバタンバタンさせ全身を使って表現します^^;

三人の中で一番意思表示がはっきりしていて、自己主張がものすごく強いです(笑)

以前にも書きましたが、かたくなにズリバイもハイハイもしなかったのはそんな彼女の個性だと思うことにしました。

お座りの状態からできる限り前屈して物を取ったり、器用にお尻であちこち移動しまくっていた彼女はいつもご機嫌で何も問題なさそうでした。

上の子たちはだいたい標準的な過程で成長したので何も思わなかったのですが、色んな成長過程があるんだな〜と改めて勉強になりました。

一般的に言われる成長過程とは違っても、型にはめようとしたり親としての自分を責めなくても大丈夫!

その子自身の成長のサポートをしてあげられることが大事なんだと学びました。

 

「今していること」に注目してあげて!

今この記事をお読み下さっている方の中には「うちの子ズリバイしない・・」「ハイハイしない・・」と色々読んでいるうちに辿り着いた方もおられるかも知れません。

お子さんの機嫌が良く、おっぱいやミルクをしっかり飲み、離乳食も食べていて、日々成長が見られていたら大丈夫!!

環境を整えたり、ある程度サポートをしてあげる必要はあると思いますが、三人の子を育てていて言えることは、広々としたスペースがあろうとなかろうと、ハイハイするときゃする!(笑)動きたかったら動くし、つかまるものが無ければ壁でさえつかまり立ちをします^^;

ハイハイをしないことが筋肉や脳の発達を妨げ、成長に悪影響を与えるかも・・と心配する方もおられると思います。でも実際どうなのかは分かりませんよね。ハイハイをした子どもの方がしなかった子どもより発達が見られた・・などの研究結果はあるようですが、それらは違う子どもたちの比較です。同じ子どものハイハイした場合、ハイハイしなかった場合を研究できるなら明らかな違いを発見できるのかも知れませんが、どの子どもにおいてもそんな研究をすることは不可能です。

どうにもならないことにあれこれ神経を使い過ぎるよりは、子どもの「今」に注目することが大事だと思います。

だって赤ちゃんって自分に必要なことは分かっていて、それを無意識的に環境の中でしているのです。ズリバイやハイハイをしなくても何かに興味が向いていたり手を使って何かをしていたり、その子なりに「何か」しているはずです。そこに注目してあげ、それをめいっぱい楽しませてあげてることがその子の欲していること。それが自己教育力をどんどん発揮させてあげることに繋がるのです^^

元気がなかったり、しんどそうにしていたり、ボーッとしてたり、明らかに異変がある場合は何らかの原因があるかも知れませんが、ちょっとぐらい一般的な成長過程とズレれていても大丈夫!(ハイハイに限らず)

色んな情報や周りのSNS投稿、ママ友の話に悩まされないで、何よりもまずお子さん自身をよく観察し、その子にとって必要なことをサポートしてあげて下さい♡