モンテッソーリ×バイリンガル4人子育てDiary☆

0-3歳モンテッソーリ教育、赤ちゃんからのモンテッソーリベースな子育て、バイリンガル4人子育てのあれこれを綴ってます♪

トッポンチーノ

ラッキーなことに、妊娠中にワークショップが開催され、念願のトッポンチーノを作りました!
今日は、3人目で初めて使った「トッポンチーノについてご紹介します♪ 
 

トッポンチーノとは・・・?

マリア・モンテッソーリによって考案された、楕円形のお布団のようなクッションのことです。
赤ちゃんを寝かせるためのものですが、柔らかいのでおくるみのように使うこともでき、首がすわる前のまだ小さくて不安定な時期でも安全に抱っこすることができます
また、赤ちゃんは敏感なので、ママ以外の人が抱っこしたり、抱っこが心地悪かったり、抱っこからベッドや布団に移動させただけでも起きて泣きじゃくることがありますが、トッポンチーノにママのにおいがしみついているので、他の人が抱いても赤ちゃんは安心し、大きな環境の変化を与えず、心地良さをキープできます
 
こちらがトッポンチーノです!
 
ふんわりしているので、赤ちゃんの背中が自然な形でキープされます。
 

 赤ちゃんを寝かせるのにちょうど良い

子育て事情って時代によって変わるので、昔は硬いマットで寝かせる方が良いと言われていたのに今は赤ちゃんの背中のCカーブをキープするために丸く寝かせる方が良いと言われています。
どちらにしても「自然」であることがまずは第一じゃないかな・・と思います。
Cカーブをキープするからと特別な道具を使ってずっと丸めていては、長時間同じ姿勢の状態が続き、身体には逆に負担になるのでは・・と思います。
大人でも長時間同じ姿勢でいるとコリやつまりが生じます。
トッポンチーノは赤ちゃんの重みで自然に丸くなり、とても良いと思います。
 

上の子が抱っこするのも簡単♪

うちのお兄ちゃんは小学校2年生なので、そこまで危なっかしくはないですが、それでも首すわり前の赤ちゃんを抱き上げるのは一苦労。。
まだ小さなお兄ちゃんやお姉ちゃんだって弟ちゃんや妹ちゃんを抱っこしたがりますよね。首がすわる前はヒヤヒヤしますが、トッポンチーノがあると安全に抱っこできますよ♪
(写真は生後3日)
 

実際に使ってみて・・・

抱っこは素手ですることがまず大事です!
縦て抱きにするにはトッポンチーノでは無理だし、素手だと肌と肌が触れ合うのが気持ちいいし(赤ちゃんのマシュマロのようなお肌が気持ち良すぎ〜)、より密着できてしっくりきます。
素手抱っこの大切さを伝えてきた身としては、やはり抱っこのテクニックを身につけておくことはとても大事だと改めて実感しています。(これについてはまた別の記事に書きます。)
ですが、トッポンチーノは寝かしつけの時や移動の時にとても役立ちます
「抱っこの補助具」というよりは「ねんねや移動のお助けクッション」として大活躍しました。
包み込むように優しく抱っこし、寝てしまえばそのままおくことができるので眠りを継続することができます。
赤ちゃんをどこかに連れて行く時はトッポンチーノごと移動したり(そのままベビーカーにのせたり)、トッポンチーノを持って行くと、知らない場所でも赤ちゃんに安心感を与えてあげられます。
 
4ヶ月になった今も夜寝る時はまだ使っています。
寝返りをするようになり、横に向いたり急にうつ伏せになるのでトッポンチーノがあると危ないな・・と思って外してみたのですが、動き回ってなかなか熟睡できない。。。
再びトッポンチーノを置いてみたり、やめたり、色々試してみましたが、昼間はプレイマットの上でコロコロ転がっても夜はトッポンチーノの上で仰向けでグッスリ眠るようになりました。
ここに来ると「寝る時間」と分かっているようで、トッポンチーノに寝かせるとすぐに自分で眠りにつくことも。
そろそろサイズアウトだし、体を動かすことも大事なのでもうすぐ卒業ですが。。^^;
 
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 (生後4ヶ月)
 
3人目にして初使用でしたが、とってもオススメの新生児用品です♪
これから出産される方、出産準備品の一つにぜひ加えていただきたいです^^
ネットでも販売してるし、作るのもそんなに難しくないですよ!
(裁縫が超苦手な私でも作れましたので・・)
 

トッポンチーノの作り方

 用意するもの

・型紙(縦65cm×横40cmの楕円)
・綿布
(本体とカバー表側 縦65cm×横40cmの楕円)× 3枚
(カバー裏側 縦40cm×横40cmの半円)× 2枚
・中綿(1m×1m)
・レース(約80cm・ギャザー入り)、糸、しつけ糸
◎材料はオーガニックなものがgood!
 
1 クッションを作る
1. 中綿を3つ折りにして両側から引っ張り、さらに2つ折りに 。
2. 1の上に型紙を置き、四隅を型紙より大きめにハサミで切り落とす。
 
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3. 綿よれ防止のため太い針で9ヶ所ほど手縫いする。
4. 楕円の布を中表にしてマチ針で仮止めし、中綿を入れるところを20cmほど開けてミシンで縫う。
5. 中綿を入れて入れ口をミシンで縫う。
6. 本体と綿が分離しないように布の上から5ヶ所ほど糸をと多し、それぞれ蝶結びに。
 
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2 カバーを作る

1. 半円の布の直線部分を1cmの3つ折りにし、 アイロンで平らに。もう1枚も同様にする。
2. 3つ折り部分をミシンで縫う。
3. どちらか1枚にレースを仮止めし、仕付け糸で仮縫いする。
4. 楕円の布の上にレースのついた半円の布ともう一枚を中表にして置き、周囲を仮止めする。
(半円の布の直線部分からクッションを出し入れするので、真ん中5cmほど重なるようにして開けておく。)
 

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5. 周囲をミシンで縫い、さらに縫いしろをかがり縫いする。
 
 

3 クッションをカバーに入れてでき上がり!

ふかふかでとっても気持ちいい〜♡

使用期間はわずか数ヶ月ですが、本当にオススメです‼︎