子どもが楽しんでるってどうやって判断しますか?
キャッキャキャッキャ騒いでる時・・?
元気いっぱい体を動かしてる時・・?
それも楽しさの一つではあるかなと思いますが、じっくり何かに取り組んでる時、集中してる時、同じことを繰り返ししている時、子どもは心から楽しみ、充実した時間を過ごしています。
それは大人には一見地味に見えるかも知れませんし、意味不明な行動かも知れません。
でもその「行動」そのものが、その子のその時の発達に必要だから、「無意識」に欲している行動だから、めちゃくちゃ楽しいのです。
その時の表情は、笑顔・・と言うよりは「真剣」そのものでも(笑)
日本では大人(先生)が子どもに「元気よく!」とか「大きな声で!」などと強いることがよくありますが、「元気いっぱい」であることが良いとされるのはどうしてなんでしょう・・(笑)普通に疑問です。。^^;
心は「無」でも元気な方がいいの・・?
それともテンション上げて「興奮状態」であることが楽しんでいる証拠・・?
静かに何かに取り組んでてもその子は心底楽しんでるかも知れないんですよ!!
無心に小枝やどんぐりを拾っていたり、小石をマンホールの穴に落としていたり・・
「そんなことしてないで、あっちの遊具で遊ぼうよ〜!」って声をかけてしまいそうですが、ちょっと待って!
まずはお子さんをじっくり観察してみて下さい 。
どんなことにハマっていて、何をしようとしているのか、そしてそのために何を用意してあげたらいいか・・が見えてきます。
「何かにハマっている」
それは、モンテッソーリ用語でいうと敏感期です。
その時にしか現れない特殊な能力や興味。(過ぎ去った後は二度と現れません!)
敏感期に沿って充実した活動ができること、そんな楽しさをいっぱい体験できることがとても大事なのです。
それができると子どもは一気に成長を遂げます^^
ぜひぜひ敏感期に気づいてあげて下さい。
そのためにはまず子どもを「観察」することです。
マリア・モンテッソーリがひたすら子どもを観察したことが、モンテッソーリ教育の始まりです。
こっそり見守っていると心から楽しんでいる瞬間に出会えますよ♪