先日書いた「乳幼児からの歯のケアについて」の続きで〜す。
(前回の記事 ↓ )
虫歯になる原因は「歯の質が柔らかい・食べカスの付着・虫歯菌」の3つが揃うこと。
前回は虫歯菌を防ぐ方法について書きました。
今日は食べカスの付着を避けるための「おやつ&歯磨き」についてシェアします^^
おやつ選びについて
・歯にべったりくっつきそうなものはなるべく避ける!
⭕️ スナック菓子、クッキー、ビスケット、ラムネ、おかき、せんべい
❌ 飴、ガム、チョコレート、キャラメル、ハイチュウ、メントス、砂糖つきグミ等歯にくっつくもの
・ジュースやスポーツ飲料等は糖分がかなり入っているので基本的に与えない
(水分摂取はお茶か水で!)
赤ちゃんの頃はおやつに果物やお芋などをあげたりしますが、それでいいのです〜!砂糖が入っているものを無理に食べさせる必要はありません。赤ちゃん用ジュースとかも必要なし!
赤ちゃんは美味しいから喜ぶけれど、与えてしまったらなかなか後戻りできません!
水やお茶、「赤ちゃんせんべい」しか知らなければそれでも満足してくれるはずです。
幼児になっても基本的には歯にくっつきそうなおやつや砂糖たっぷりの飲み物は与えない(家に常備しない)ようにします。
お友達のお家に遊びに行った時やお誕生日パーティーなど、避けられないシーンもありますので、そんな時はOKにするなど臨機応変に^^
お家であまりに禁止していると、そういう場面でcrazyに食べ漁ったりすることもあります(笑)小学生ぐらいになったら(常に親と行動しなくなったら)反動でおやつを食べまくってしまう・・ということも起こり得るので、基本的にお家では与えないけどたまにはOKとか、週末はちょっと緩くとか、あまり厳しくし過ぎず。
我が家の長男は真面目なので、こっそり食べたりしないと思いますが、二番目の長女は要領も良く、禁止にし過ぎたらこっそり食べるタイプ(笑)
こっそり食べても困るのは自分なので、「そのおやつがどうして良くないのか」をきちんと伝えて後は自己判断に任せてます。
飴なんて喉もつまりそうなのに、周りでは子どもが小さい頃(3歳とか・・?)から与えている人もいてびっくり!そんなママさんは普通に他の子にもくださるので要注意です(笑)
歯磨きについて
歯磨き教室でびっくりしたのは、赤ちゃんの歯が生え始める前から(生後4ヶ月頃から)仕上げ磨きの真似ごとのようなことをして歯ブラシに慣れさせておくと良いとのこと。
その頃下の子でさえ1歳を超えていて、歯が生えるのが遅かったもののきちんと歯磨きできてなかったので焦りました・・^^;
なぜ早くから慣らしておくのが良いかというと、1歳〜3歳頃に歯磨きのイヤイヤ期がやってくるので、その頃に歯磨きデビューするよりはそれまでに遊び感覚で歯ブラシを口に入れたりしておくと良いとのことなのです。
歯磨きのポイント
・「食べたら磨く」の習慣をつける
→ 食後に自分で歯ブラシを持たせて自由に磨かせる
・仕上げ磨きは1日1回でOK!
・子ども用歯ブラシ(子どもが自分で持つ歯ブラシ)と仕上げ磨き用(ママ用)歯ブラシを用意する
→ 仕上げ磨き用には良いものを使い、子ども用は安くて柔らかいものを何種類か用意(飽きないように)
・仕上げ磨きで嫌がっても磨き切る!
・仕上げ磨きは笑顔&短時間で
・磨いた後は「ピカピカだね〜!」「気持ちいいね〜!」などプラスイメージの言葉かけ
→「頑張ったね」は ❌ (「頑張るようなことをした」とマイナスイメージを与えるので)
嫌がった時のテクニック
・歯ブラシをおでこやお鼻にチョンチョンしたりしながら遊び感覚でササっと磨く
・お人形の歯を磨いていみたり、上の子の歯磨きの様子を見せて自分もやって欲しくなるようにする
・嫌がってどうにもならない場合はママが脚を伸ばして床に座り、股の間に子どもの頭がくるように仰向けに寝かせ、ママの太ももで子どものお顔と腕を固定してササッと磨き切る(怒ったり、力づくにならないように。)そして磨いた後はしっかり抱きしめてあげる♡
子どもが泣いて嫌がってもこのやり方⇧で1日1回は磨くことを習慣にするようにと歯磨き教室で教わりましたが、あまりに泣いたら続行するのに抵抗があり、この方法をやってみたりやらなかったりでした^^;
でもやらなかったら歯磨きをしないことになります。そして「泣いたらママは諦める」と子どもは学習するので、中途半端にするよりは泣いても磨き切った方が結局は子どものためになります。
歯ブラシの種類
色んなタイプがあるので、子ども用には喉をつかないような安全なものを。
ゴムタイプよりは毛があるものが良いそうです。
仕上げ磨き用は大人が使うので子どもには持たせないようにし、磨いている時に子どもも持ちたがれば、子ども用を持たせます。(両手に持ちたがるので2本用意!)
おすすめの子ども用歯ブラシ♪
3人目の出産祝いでもらったのですが、これいいです!!
握りやすくて安全で可愛い〜♡
上の子たちの時からあったのか分かりませんが、使ったことはなく、上の子たちが使ったどのベビー用歯ブラシよりも良いと思います^^
最近、お兄ちゃん、お姉ちゃんが歯磨きしていたら自分も持ってきて噛み噛みしております^^
たくさん種類があるので覗いてみて下さい〜♪
- ジャンル: キッズ・ベビー・マタニティ > ベビー > 衛生・ヘルスケア > 歯ブラシ・虫歯ケア > 乳児用歯ブラシ
- ショップ: おむつケーキ&ギフト sumasuma
- 価格: 648円
歯が生えそろったら
歯が生えそろったら歯と歯の間に食べカスが詰まったりするので、仕上げ磨きでは毎回フロス(糸ようじ)も使います。
そして細い「プラウトS」という歯ブラシで表面を一本一本磨きます。
24時間同じところに食べカスが付着していると虫歯になる可能性大なのだそうです!
なので、食べカスを残さないよう、必ず1日1回はフロスをするのがポイント!
フロスは大人も子どものこのタイプ ↓ が使いやすい♪
プラウトS
我が家はしばらくこの方法で子どもたちの歯を磨いていました。
長男6歳、長女4歳の頃から3ヶ月に1回小児歯科に定期検診に通うようになってからは、そこでもらう歯ブラシに変え、プラウトは汚れが取れにくい部分のみに使うようにしています。
小学生になれば自分で磨けるようになりますが、できれば10歳頃までは大人が仕上げ磨きをしてあげるのが良いそうです。
(毎回するのが難しければ2〜3日に1回でも!)
定期検診について
歯磨き教室では上下4本ずつ生え揃ったぐらいから1ヶ月に1回定期検診に行くことを勧められていました。歯医者=怖いところにならないよう、慣れさせる意味でも早くから行くと良いとのことだったのですが、なかなか一歩が出ず・・^^;
結局、長女が4歳になる直前に「虫歯かも・・!?」と思ったのがきっかけで、ネットで色々検索して初めて小児歯科に行きました。長女は虫歯ではなかったのですが、その小児歯科が本当に良くて、長男6歳、長女4歳で定期検診デビューとなりました。それから3ヶ月に1回、染め出しをして歯をきれいに磨いてもらい、フッ素塗布、乳歯や永久歯の状態をみてもらっています。
フッ素については賛否両論あります。多量に摂取すれば人体にとって毒性の強い化学物質であるとされますが、歯に塗布すると虫歯になりにくい歯質になり、丈夫にしてくれます。
歯磨き教室の歯科衛生士さんは子どもの歯に塗るぐらいの量では問題ないとおっしゃられていて、1ヶ月に1回の塗布を勧めていました。自身のお子さんもそうして育てられたようでした。
1ヶ月に1回はちょっと頻繁過ぎるような気もするし、我が家は3ヶ月に1回の検診で落ち着き、通い始めてもうすぐ3年です。
幼稚園や小学校の歯科検診では虫歯があっても見落とされる場合もあるらしいので、小児歯科での定期検診がおすすめです^^
まとめ
子どもの歯を健康に保つポイントは早期からの「虫歯菌予防」や「おやつ選び」「きちんと歯磨き」などの配慮が大事です!
一生付き合っていく歯をできるだけ健康な状態で維持できるよう、ぜひ身近にいる大人が意識してケアしてあげて下さい^^